用紙の単位

こんにちは。

ネオライト工業の伊藤です。

今回は用紙の単位について書きたいと思います。

用紙には上質90㎏とか、コート110㎏とか、135㎏とか、

用紙の厚さを表す単位に「kg」が使われています。

用紙なのに「kg」？？？

この業界に入る前は僕も用紙の単位がなんで「kg」？っていう疑問がありました。

普通「枚」ですよね・・・。

その時は興味も沸かず、よく分からないまま特に調べもせず、

そのままにしていましたが、

この業界に入ってやっとその疑問が解けることに！

答えはすごく簡単で「原紙1,000枚分の重さ」を表しているからなんです。

原紙・・・？？？ってなりますよね。

原紙とはA4サイズとか、B5サイズにカットされる前の、

製紙メーカーから仕入れたままの状態の「全判」という大きなサイズの紙のことです。

たとえばコート紙の原紙を1,000枚重ねて計量した時に、

その重さが90㎏の場合は「コート90㎏」となります。

用紙の厚みがあればあるほど、重くなるので

90㎏より110㎏、110㎏より135㎏の方が厚い紙ということになります。

ちなみに「原紙1,000枚」を「1連」と呼び、

この単位が基本となって用紙の売買が行われています。

よくお客さんへ見積書を提出すると「なんでkgなの？」ってよく聞かれます。

聞かれ慣れすぎて、最近は自信満々で答えてます。

できるだけスマートに分かりやすく伝えたいなーと思っていますが、

どうだったでしょうか・・・。

お仕事に関係ないことでも、印刷について疑問に思ったことや知りたいことがあれば

弊社営業にお気軽に聞いてくださいね。